ほしぐみ~1年間を振り返って~
- 1年間賑やかなクラスだった。子どもたち全員が新しいクラスに慣れるまでに(自分の居場所として認めてくれるまで)約半年かかった。その間、クラスの流れの見直しや子ども達の対応についての話し合いを重ね、研修で学んだことを担任同士で共有していった。子ども達の心に寄り添う大切さを改めて実感した。
- 一年間を通し、子ども達を褒めることを意識して過ごしてきた。(叱ることもありましたが)後半は自分たちで遊びを見つけ伸び伸びと遊び、特に4歳児は年下児や困っている子に優しくする姿が見られ、お手伝いも率先して頑張ってくれた。
- 運動会や生活発表会の行事を通し、最後まで頑張ることや友達と協力し一つの物を創りあげる楽しさを感じることができた。その経験から、絵画、運動、身体表現などの自己表現を楽しめるようになった。
【カリキュラムの年間反省】
◎絵画・造形
折り紙制作…3歳児は角や線に合わせて折ることを意識して行った。4歳児は袋折りやアイスクリーム折り等の基本折りを入れて毎月行った。
絵画…3歳児は自由に描くことを意識して行ってきた。わからない時は4歳児を見て描き、紙に大きな絵も描けるようになった。4歳児の前半は自由に描き、後半は描いた絵を切り貼りすることを主に行ってきた。自由な発想ができる子どもが増えてきた。
◎体育あそび
鉄棒・とび箱・縄跳びは体育あそびの時間で基本を教わり、意欲的に取り組めた。できる喜びを繋げていきたい。
◎音楽あそび
楽器あそび、ピアニカを定期的に入れていなかったので、持ち方などの基礎が身についていない部分があった。定期的に入れる工夫が必要だった。
◎食育
冬野菜の管理ができず育たなかった。作物によって植える時期を確認する。自分たちで育て収穫した里芋でクッキングをすることができた。
◎さくらんぼリズム
前半は時間の合間で行っていたが、後半は入れることが少なくなった。クラスごとに週に一度、入れる日を決めて定期的に行うようにする。
◎わらべうたあそび
遊びが定着せず、なかなか自分たちで行う事がなかった。講師の松尾先生に教えてもらったものは普段の遊びに繋げて行けるようにしていきたい。
◎園外保育
天気の良い日は散歩に行った。バスに乗って公園に行く時は子ども達は大喜びだった。
◎縦割り保育
5月から3,4,5歳児混合の縦割りで遊ぶ機会を増やしていたので、とても仲良くなり、3人ペアの相手をすぐに覚えることができた。