そらぐみ ~1年をふりかえって~
- 4、5月は自粛により生活リズムが狂い、集団生活に入れない子どももいて、クラスがまとまらなかった。クラスが1つにならないか考え、そら組を中心に園全体を巻き込んで、肝試し&お店屋さんに取り組んだ。このことで自信がついた子ども達は、少しずつ年長児としての自覚が持てるようになってきた。
- 山登り、運動会等を通して、やり遂げる力を身に付け、その後の遊びや行事にも意欲的に取り組むことができた。また、やり遂げることで、友達と協力することや友達に思いやりを持つことを覚え、少しずつ友達のことを考えて行動できるように変わってきた。
- 卒園式後いつも以上にお手伝いや掃除に励み、就学することを楽しみに文字の練習を頑張る姿がある。また、年下の子どもの面倒をよく見て遊んでくれている。
☆絵画造形・・・粉絵の具や三原色の粉絵の具に白色を混ぜ混色をし、色を作る楽しさを経験ができた。カレンダー制作では画用紙や折り紙の色選び、その折り紙の制作物から想像できるものを絵の具やクレヨンを使って自由に描くようにし個性を重視した作品作りを心掛けた。
☆文字と数・・・緊急事態宣言が明けてから始めたため、終了が通常より2か月遅れた。月間絵本の名前書きを自分たちで行うことでどんどん書けるようになった。
☆体育あそび・・・とび箱は開脚ができず、跳べない子がいた。4歳児の冬の時期に慣れておく必要がある。コロナ感染防止のため小学校のプールが使えなかった。
☆楽器あそび・・・ピアニカ、打楽器に興味を持ち楽しんで演奏することができた。
☆食育・・・パン作りやクッキングは年度後半に延期し実行した。6月に植えたクロダマルを観察し生長の変化に気付くことができた。クロダマルをきな粉にする経験もできた。
☆さくらんぼリズム・・・年度前半は週1回のペースで行えたが、年度後半は延期された行事が続きできなくなった。少しの時間でも継続していくようにしたい。
☆わらべうた遊び・・・毎月1回の外部講師から教わったわらべうたで遊ぶ子どもが多かった。
☆園外保育・・・新型コロナウイルスの影響で年度前半は自粛した。6月城山登山、10月竜岩でのお泊り保育、11月天拝山登山、12月アイススケート等を行うことができた。3月太宰府天満宮は電車では行かず園バスで行くことで安全を確保し参拝することができた。