たんぽぽぐみ~1年間を振り返って~
・進級した2歳児も環境の変化で不安定になっていることに気づきながらも、1歳児の対応が中心となりあまり関われなかった。
・絵本の好きなフレーズを真似したり、手遊びが好きな子どもが多かったので、同じ絵本を繰り返し読んだり、言葉あそびに繋がるような絵本を選んだり、日々の保育に取り入れる工夫をしてきた。
・元気が良い子が多かったので、天気が良い日ができる限り戸外遊びを取り入れ、身体をしっかり動かせるようにした。
・保育士の動きが時間差なので分かりやすいように、ホワイトボードに書き記すようにした。
・クラス担任間の報告、連絡が不十分で動きがかみ合わない時は、クラス会議を入れ話し合いを持ち、動きを確認することで改善するようにした。
・年度の早い段階で、園内研修を行ったことで、その後の保育の流れや活動への取り組み方に活かすことができた。
・活動のリズムを整え習慣にすることで、子どもたちが自ら動けるようになった。毎日の習慣が大切だと思う。(朝の準備➡排泄➡おやつ、給食➡排泄➡午睡など)
・保育士が立っていることが多く、座ってゆったり遊べる環境をもう少し作っていきたかった。手作りおもちゃ等をもう少し増やしの環境整備を整えたかった。
・普段の保育の中に、「電車で移動する」「名前呼び➡返事をする」などを取り入れることで、避難時にスムーズに移動出来たり、友達の名前を覚えたりすることに繋がった。
【年間カリキュラムの振り返り】
◎絵画造形あそび
・時間差保育の中での活動に難しさを感じることもあったが、活動の合間や夕方の時間を使うことで、ゆっくりと取り組めるようになった。
・いつでも使えるコーナー保育としてクレヨンや紙などを設けられたら良かった。
◎運動あそび
・マット・ボール・平均台などは雨天時にすることが多かったので、経験が少なかった。
◎音楽あそび
年間を通して楽器に触れる回数が少なかった。運動会での体操を気に入り、みんなで歌ったり、体操したりして楽しむことができた。
◎食育
・季節ごとに野菜の苗や種を植え、部屋から生長を眺めることができ、子ども達も身近な野菜として名前を覚え、給食に使ってもらうことで美味しく味わうことができた。
◎生活
・一人ひとりの発達に応じて対応することを心掛け、毎日の生活が子どもの負担にならないようにした。担当保育士だけでなく、他の保育士とも相談しながら発達を見守った。
◎さくらんぼリズム
・給食の待ち時間や雨天時を使って行う事が多かった。子ども達は好きで楽しんでいた。
◎園外保育
・普段の保育で電車や2人で手をつないで歩くようにしていたので、園外でもスムーズに歩くことができた。もう少し回数を多くしてもよかった。