ほしぐみ ~1年間をふりかえって~
- 4、5月はコロナ禍で長期欠席者が多く寂しかったが、その分新入園児とゆっくり関わることができた。全員揃ったときからクラス作りをスタートさせた。
- 前半フリーの保育士がほしぐみに入ることで、3歳児の子どもが以上児クラスのペースに慣れるまで、せかすことなく関わることができ子どもも精神的に安定していた。
- 3歳児の男の子は元気があり喧嘩が多く、部屋から勝手に出ていくことも多かったが、繰り返し話をする事で後半は理由なく出ることは少なくなった。
- 4歳児が3歳児をリードしてくれるようになり、頼もしく感じることが多くなった。
☆絵画・・・絵を描きたがらない子どもも、今では描きたいと自分から言ってくるようになる。技法はカリキュラム通りに取り入れたが、吹き絵はコロナ感染予防のため取りやめた。折り紙は自分で折れるものを取り入れ、特に4歳児は「アイスクリーム折り」「とびら折り」など言葉で伝えるだけで折れるようになった。
☆体育あそび・・短縄は頑張りカードを作り意欲的に取り組めるよう工夫した。年上の子どもに憧れがあり、積極的に練習している姿が見られる。
☆音楽あそび・・・4歳児のピアニカは初めに簡単な曲を弾き達成感を味わうことで、もっと弾きたいと意欲が高まった。保育士の手の合図で拭くのを止める約束をする事で大きな声を出さずに練習できた。3歳児はタンバリンのたたき方が難しかったようだった。子どもがわかりやすい言葉と動作で伝えるようにしていきたい。
☆食育・・・9月に人参、10月に大根の種まきをすると去年より大きい物が収穫できた。
給食時に姿勢を正し、三角食べができるように声を掛けていく。4歳児のクッキングでは他の子どもの物に触れないようにラップや名前の旗などを用意しコロナ対策をして行った。☆さくらんぼリズム・・・元気な子どもが多かったので、走るものを多く取り入れる。子ども達も好きだったので隙間時間を見つけて、カリキュラム通りに進めていくことができた。
☆わらべうた・・・新しいものより、外部講師と繰り返し行ったものを子ども達が好んでいた。繰り返すことが大切だと思った。
☆園外保育・・・散歩は人が多い公園は避けた。前半はクラスがまとまらず行けなかったが、10月ごろから3歳児もしっかり歩いて行くことができた。
☆縦割り保育・・・前半はコロナの事があり全体で行えなかった。運動会の練習でペアの意識が高まり後半は5歳児とのかかわりが見られた。
☆衛生面・・・しまじろうの手洗い歌を導入したことで興味を持って丁寧に手洗いをしていた。歯磨きも時々紙芝居を読み、保育士と一緒にすると自分たちでしっかりと磨くことができるようになった。