そらぐみ~1年間を振り返って~
- お泊り保育が延期になり、クラスがまとまりにくく、一つになりづらかった。子ども達と考え、8月に全園児の前でパラバルーンを披露した。たくさんの拍手をもらい「そらぐみさん、すごい!」と褒めてもらいそら組としての自覚に繋がった。また、運動会や発表会等の大きな行事を通して、クラスのみんなで協力することの大切さや、やり遂げた時の達成感を感じることができ一体感を味わうことができた。
- 自分の意思をしっかり持っており友達と意見が合わず、遊びの中でトラブルになることが多かったが、その都度話し合いをしたことで、自分のことだけでなく友達の言葉に耳を傾け、気持ちに寄り添う事ができるようになってきた。
- 返事の仕方や待ち方、話の聞き方が習得できずにいる子どもが多いので、就学までに意識して行っていく。
【カリキュラムの年間反省】
◎絵画・造形
絵を描くことが好きな子が多く、活動以外でも自由あそびの時によく描いていた。自由画帳に描いていた行事後の思い出描きを今年は別にしたことで、年度末にはその絵を見ながら1年間の振り返りを行うことができた。
◎かず、文字
4月から線・数字、6月からひらがなを始める。集中力が持たないので難しいものは一つずつ丁寧に覚えるようにした。ひらがなはが読み書きできるようになると、自分で絵本を読んだり、友達とカルタをしたり、遊びの幅が広がった。
◎体育あそび
竹馬は早い時期から始めていたので、運動会ではほとんどの子どもが乗れるようになった。とび箱に取り組む時間が少なく、練習が運動会前に集中したので4歳児後半から行うとよかった。
◎音楽あそび
ピアニカでは色々な曲を演奏することができた。他の楽器(木琴、ハンドベルなど)に触れ合える機会が少なかった。
◎食育
夏野菜はたくさん収穫でき、その野菜でクッキングができた。また、給食に入れてもらい、子ども達も喜んでいた。冬野菜は植え時が遅くなってしまい収穫できなかった。
子ども達が給食を見ながら毎日三色食品群を見つけることにより、栄養素の意識付けとなった。
◎さくらんぼリズム
前半は雨の日や隙間時間に多く取り入れるようにしていたが、後半は行事に追われ取り組みが減ってしまった。
◎わらべうた
講師の松尾先生と行うわらべうた遊びでは様々なわらべうたあそびを教えてもらい、回数を重ねるごとに「次は○○したい」とリクエストする姿も見られた。一緒に参加する4歳児とも積極的に触れ合い仲も深まったようだった。
◎園外保育
バスに乗って出掛けることをとても楽しみにしており、コロナ禍でも登山や川遊び、アイススケート等に行くことができた。お泊り保育は園で行ったが、園でしかできない経験もあり、子ども達の思い出になった。